変化を求めること
はじめに
成長が止まったように感じ、苦しくなることがあるでしょうか。何をどうすればいいのか分からない。そんな時期が続くと気持ちも落ち込んでしまいます。
最近になって、成長のためには変化を続けなければならないと思うようになりました。テーマを2つに分け、自分の考えをまとめました。
- 変化を求める意味
- 変化を起こすために
ここに記す考えに至ったのは、プロゲーマーの梅原大吾(@daigothebeastJP)さんの著書2冊に大きな影響を受けたからです。興味のある方は是非読んでみてください。
変化を求める意味
成長とは何かを考えたとき、それは変化であると言えます。そして変化は、意識して起こすべきものだと思っています。
変化は知らずのうちに起きる
「攻めるのがうまくなった」「崖が堅くなった」など、成長を実感する時は明らかに、以前とは違う自分に到達しています。自覚するほどに変化が起きた結果と言えます。
ただ漫然と対戦数を重ねるだけでも少なからず変化は起きます。経験が蓄積されていくからです。通りやすい攻撃を体が覚え、危ない攻撃もまた避けるように体が覚えるようになります。
しかしこのやり方では頭打ちになることがあるかもしれません。
殻に籠ると成長が止まる
成長を時に阻害してしまうのは、自分の立ち回りを固めてしまうことだと感じています。差し合いからコンボ選択、撃墜まで自分の勝ちパターンが確立し、強みと信じて疑わなくなります。
近頃立ち回りを大きく変えたことで、ここが落とし穴だとようやく分かりました。自分の型を作ることで、ある程度安定はするものの、新たな成長の要素まで遮断してしまっていました。
大きな変化を起こしたことで、大きく成長できたと感じています。まだまだ立ち回りを固める時期ではないと思い知りました。
変化を起こすために
成長のためには変化が必要。そうと分かっていても行動に起こせない人は少なくないはずです。
後退を恐れず、変化する
立ち回りを大きく変えたら、負けてしまうのではないか。そんな考えに囚われず、変化を起こす勇気が必要です。
変化を起こして後退するより、現状に留まり続ける方が良くないことは多々あります。後退した場合、変化点のどこが悪かったかを分析すればプラスになる要素は発見できるはずです。
変化を起こさなければ、何も変わらないまま。原因は自分にあるのに、成長できないことに苛立ちを感じてしまいます。
早く見切り過ぎない
変化を起こしても早急に結果を求めてはいけません。
これまでに経験がないことを試すのですから、短期的に見て勝てなくなるのは自然なことだと思います。たまたまうまく行けばそれでよし、うまくいかなくてももう少し様子を見てみよう。そんな気持ちで日々色々な行動を試しています。
新しい動きが体に馴染んでようやくその強みや弱みが分かるような気がします。
一つに絞って強く意識する
あれこれ変化を求めても、結局何が効果的だったのか分からなくなってしまいます。変化点はただ一つに絞るのが良いと、僕は考えています。
「いつもは空N差し込みに頼っているけど、今日は透かし掴みをしてみよう」
そう意識するだけでも、かなり意識のリソースを割くことになるのではないでしょうか。
一つ一つ丁寧に味わうように、かつ強く意識するのが効果的だと感じます。
おわりに
昨日とは違う自分を目指すこと、これが成長の始まりだと僕は思います。「今日試したいこと」を一つ定めて、日々対戦しています。